なかなか厳しい状況が続く西湘界隈ですが、酒匂川から流れ出る雨の濁水は留まるところを知らないといった状況です。石橋も朝一では問題なかったのですが、一気に濁流の勢いに飲まれるといった感じになってしまいました。かろうじて5m以深まで入ればそこそこ視界を確保することは出来ますが、表層は何をか言わんやの状態です。そのためもあってか水底ではかなり暗く感じられてしまいます。
透明度 ~5m 水温 21~22m
~生物情報~
ダンゴウオ、ついに消えました。
これまでの観察最長記録を残しとうとう居なくなってしまいました。お疲れ様でした。
クマノミがまた新たに一個体増えました。これも越冬組みのようです。すでに大きさは10cm弱。不思議なものです。一体何処に隠れていたのやら…。
アオリイカの産卵は続いています。卵塊も至る所に増えているようです。
何やらちっちゃな小魚が、この透明度の中なおさらのこと、ゴミと間違うぐらいに、わさわさと群れています。ネンブツダイやイサキの稚魚もその中に紛れています。
相変わらずキイロウミコチョウは鬼のように点在しています。今年の傾向です。
そんなこんなでとりあえず落ち着いてみれば何気に生物の気配は感じられる海の中ではあるのでした。
それでは皆様、またのお越しをお待ちしております。
by
☆ な お き ☆ xoxo
More Information →
~なぎさらうんど~