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3.11

 今日14:46、その時にあわせ瞼を静かに閉じてみた。あれから2年。

 久しぶりに『生きる』という写真集を手に、1ページ1ページをおもむろにめくってみる。去年発刊され買い求めた写真集、東北の震災にみた“姿”を72名の写真家達がそれぞれの思いを抱き撮り収め、あの時から1年その胸間を改めて綴った写真集である。震災にまつわる本はそれ以外には持たないでいる。

 『震災』の一言にあの時の記憶が今だ生々しく蘇る。本当は―情けなくも―避けて通りたいと思う過去。
 真新しい赤いランドセルを胸に抱え、『あの子へとせっかく…』、帰らぬ孫に声を詰まらせ泣き伏せる老婦人。ガレ場と化した光景に一人立ち尽くし、ただただ『おかあさん、どこ』と悲痛に泣き叫び、雪が降り積もる荒れ野にひたすら問う10歳にも満たないであろう少女。あの声、あの姿が決して記憶から薄れることは無い。胸がきしむ。
 ただその後の記憶には、それだけ―悲しみだけ―ではなかったということもまた事実なのだが。

 “僕達が生きている今日という日は、本当は生きたかった人たちの明日なんだってことを忘れない”
 あの日からこの言葉が心のうちに、絶対的に刻まれる。

 あれから2年。それぞれの境遇にそれぞれの思い。胸に深くえぐられる万感の傷跡。
 あの時に触れること、そして忘れないこと。それは決して過去に囚われ足に枷をはめる事ではなく、そのことで今を生きる僕達が明日へのそして未来への一歩を踏み出し続ける云わば糧にしていくのだということを思いたい。

 犠牲になられた方々のご冥福を祈りつつ又一日も早い復興、そして明るい未来が訪れることを願います。

 最後に仕舞い込めない思いをこのような形でこの場に吐露することになりましたことご容赦下さい。又この場があることに感謝します。


 by ☆な お き☆ xoxo 2013.03.11
by airhyme | 2013-03-11 23:59 | 海のお話、とか