ここ連日御暑い日が続きます。大分では35度越えの猛暑日だとか…今年の夏がチョイと怖い… ☆なおき☆です。みなさん、こんにちは。
今日の海は前日のうねりなどはおさまり―浅瀬では多少の揺れは感じられるものの―ほぼ凪の状態となりました。
透明度は変わらず薄い濁りが入り、すっきりしません。春の濁りというよりは川の水と言った感じに思えます。
透明度 5m前後 水温 18~19℃
~生物情報~
ここ数日のうねりと水温の上昇によりまた少し生物事情が変わり始めたようです。
スナビクニンが見当たりません。
身の寄せ処である雌株がだいぶ傷んできました。まだ数は見られるのですが、果たしてスナビクニン自体は何処に…
そしてダンゴウオもいよいよ姿を消し始めました。
一番に大きかった固体が遂に居なくなりました。他はまだ残りますが、時間の問題、カウントダウンが始まったようです。
ハナタツはまだお腹を大きくしたまま留まっています。この大潮でどこまで耐えるでしょうか。
今日のウミウシは色々目新しいものも期待していたのですが、結局いつもの定番だけとなりました。
ハナオトメウミウシ、ホソジマオトメウミウシ、アオやシロなどが見られます。
残念ながら今日はサクラミノ出会えませんでした。
ウミウサギは変わらずスミレコボレバケボリ、トラフケボリが見られます。
甲殻系ではウミシダヤドリエビ(ホソではないと思いますが…)、ウミシダに付き始めています。
あとはワレカラがどうにも気になります。シロガヤにはわれからの卵がびっしり付いていますし、春ですね。
ワイド系ではネンブツダイ、イサキ、スズメダイ、マアジ、キンギョハナダイ、メジナ、イシダイ、カマスなど、南エリアを中心にかなりの魚影を見せています。なかなかの賑わいで良い感じです。暫くぶりにゆっくり近づいて囲まれてみました。爽快です。
ここいらで季節の変わり目、端境の時期といったところだと思います。そろそろ生物探しの視点を新たなベクトルで広げる必要がありそうです。今日はその第一歩として色々と赴くままに探索してみましたが、なかなか厳しいようで、開拓の目が鈍っていますかね。心を折ることなくじっくりと研ぎ澄ましていこうと思います。
それでは皆様、またのお越しをお待ちしております。
by
☆な お き☆ xoxo
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~なぎ・さ・らうんど~